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◆花粉症とは?

花粉症とは、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状を特徴とする、花粉によって引き起こされるアレルギー性疾患です。

原因となる花粉が飛散する時期にだけ症状が現れるため、季節性アレルギー性鼻炎ともいわれています。

花粉症は原則的に自然治癒ができないので、年々、患者数が増えています。

花粉症は、近年になってようやく国民病として認識されました。国民の総人口の約2割が花粉症といわれていますが、その数値は医師に診断された者の数値であり、そこから更に自覚症状などで感じている予備軍が2割ほどいると考えられており、合計して約4割が花粉症患者と推測されています。
また、16歳以下の花粉症患者数は3割程度と推測されています。

原因となる花粉は、日本国内だけで約50種類も報告されていますが、日本の花粉症患者の約8割はスギ花粉が原因で発症しているといわれています。

また、日本は南北に細長い国のため、飛散する花粉には地域差があります。春先、北海道では白樺花粉が多く飛散しますが、本州・四国・九州ではスギ花粉が多く飛散します。

そして、初夏はイネ科の花粉、秋はブタクサの花粉といったような季節による違いもあります。

花粉症は2月〜4月にかけてのみ発祥するのではなく、原因となる花粉の種類によっては、夏や秋にも発症する病気です。

◆花粉症の原因

花粉症は特定の植物の花粉に対して過剰に反応してしまうアレルギーです。

このアレルギーは私たちの免疫に関して起こる反応です。

通常体内には異物が入り邪魔なものと判断すると体外に出してしまおうとする能力が備わっています。

花粉症では異物【抗原】にあたるのが花粉で、異物を追い出そうと作られる物質が
【抗体】(免疫ブログリンIgE)となります。

花粉が毎年体内に少しずつ侵入し続け、何年もかけてIgE抗体が作り続けられ、ある一定量を越えると突然鼻の粘膜にある肥満細胞の抗体と結びつきヒスタミンやセロトニン等々…という化学物質が作られ、今までとは違った症状を起こしてしまいます。

その結果、鼻粘膜に付着した花粉という異物を体外に出そうとしてくしゃみや鼻水が出るのです。

IgE抗体がどの位蓄積すると発症するかは個人差があり、明確ではありません。

大気汚染がひどい地域、特にディーゼル車の排ガスが多い地域には花粉症患者が多いと言われています。

通常は体を守ってくれるはずの免疫が花粉などの本来免疫が活動しなくても良い部分で活動してしまうのです。
昔は寄生虫などに対して働いていた免疫が現代では働く場所を失い、花粉にまで反応してしまうようになったとも言われています。

◆花粉症の症状

花粉症は鼻や眼に様々な症状を引き起こすことが知られていますが、それ以外にも身体の各部位に特有の症状を引き起こします。
スギ花粉症の患者さんの症状を聞いてみると、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼やのどのかゆみ、咳などの症状を訴える人が多く、また、頭重感、頭痛、倦怠感、不眠、身体のほてり、顔のほてりイライラ感、胃腸の具合が悪いなどの症状が見られる方もいます。

そのため、花粉が飛散する時期になると、花粉症の患者さんの中には肉体的にも精神的にも 非常に意欲が低下して、日常生活にまで支障をきたしてしまう人もいるほどです。

◆特につらい鼻と眼の症状

花粉症の様々な症状の中で、日常生活に特に影響を与えるのが鼻と目の症状です。
くしゃみが何度も続けて出てしまったり、中には1日中鼻がムズムズしてくしゃみが止まらない人もいます。

そうしてくしゃみをくり返すことで、腹筋や胸筋、腰を痛めてしまうこともあります。
くしゃみをしてぎっくり腰になってしまった…なんて話を時々聞きますが、笑い事ではないのです。
鼻水も、水のようにさらさらとした鼻水が止めどなく流れ出るのが特徴です。
また、鼻をかみすぎて、鼻の皮がめくれてしまったり、鼻の入り口が赤くただれて痛くなることもあります。

鼻づまりは、鼻の症状の中で1番つらい症状です。ただでさえ鼻の奥は狭くなっていて、少しでも粘膜がはれると鼻づまりを感じるのですが、ひどい場合は両方の鼻が完全に
つまってしまい、全く鼻で息をすることができなくなります。

そうすると必然的に口で息をしなければならなくなりますが、鼻で息をできないと夜眠れずに、睡眠不足になることもあります。眠れたとしても、寝ている間に口で呼吸をしてしまい、
朝起きるとのどがカラカラに渇いているという二次的な影響も出てきます。
目の症状としては、まずかゆくなり白眼のところやまぶたの裏も充血して赤くなり腫れぼったくなります。
また、かゆいからと目をこすって結膜や角膜に傷をつけてしまい、目がごろごろしたり、痛くなったりといった 症状もでてきます。涙がでて止まらなくなる人もいます。

◆花粉症への対策

規則正しい生活をしましょう

不規則な生活やストレスは、自律神経のバランスを崩します。 自律神経のバランスが崩れてしまうと、ちょっとした刺激でも症状が出てしまいます。 生活のリズムを守って健康的に過ごしましょう。

外出時の服装

外出時に限らず、花粉症の季節の衣服は出来るだけ花粉がつきにくい素材(化繊・木綿生地)、 特にツルツルとすべるような素材のものを選びましょう。 これらの素材だと、付着した花粉も簡単に払い落とすことが出来ます。 逆に、ウールやニットなど、毛羽立つような素材のものは、花粉が絡み付いてしまうので 避けましょう。 そして外出をするときはマスクとメガネを着用してください。 マスクは口や鼻に入る花粉を約90%以上、メガネは目に入る花粉を1/3に減らすと いわれています。 また、湿らせたガーゼをマスクにはさむことで花粉防止効果は一段とアップします。 なお、湿らせたガーゼは鼻に適度な湿気を与え、粘膜を守ることにもなります。

家事

花粉は気温の高い午後に多く飛びます。 掃除や洗濯はできるだけ午前中に済ませましょう。また、風の強い日は布団は干さないこと。 前日に雨の降った日は花粉が飛びづらいので、その日を狙って干しましょう。 また、掃除のときにはなるべく窓を開けず、花粉が室内に入るのを防ぎましょう。 濡れ雑巾で拭き掃除をすると、花粉を飛び散らせることなく花粉を除去できて効果的です。

帰宅したら

家に入る前に、服をはたくなどして必ず衣服に付いた花粉を払い落とし、なるべく家の中へ 花粉を入れないように心がけましょう。 目を洗う、うがい、鼻をかむことで目、鼻、のどの花粉を取り除いてください。 お風呂に入ることで、髪についた花粉も洗い流すことができます。

◆花粉症の治療法

花粉症の治療は、症状が現れることを防ぐ初期治療、症状が現れた後、即効性がありかつ強力な治療で症状を抑制する導入療法、そして症状の再現を抑える維持療法の3つに分けられます。

実際の治療は、花粉症の患者さんが病院へ来院した時期及び症状の重症度によって、どの段階の治療から開始するかを決めることになります。

初期療法

症状のでていない花粉症の患者さんには、花粉の飛散開始日を基準として、その2週間程度前から化学物質遊離抑制薬を投与する予防的治療から始めます。これは、化学物質遊離抑制薬が、アレルギー症状を抑制する効果を発揮するためには2週間程度毎日服用することが必要だからです。
また、軽微な症状がでてからの治療は、第2世代抗ヒスタミン薬での治療になります。
ただし、この薬での治療も花粉の飛散開始日から大量飛散日の間までで、この期間に治療を開始すれば約1週間で予防的治療を開始した患者さんと同等の効果が得ることができます。

導入療法

現状では花粉症の患者さんの多くは、早期に受診するのではなく、症状が重くなってから受診しています。
そのため、これらの患者さんには、現在ある症状を抑制する強力な治療、例えば短期間のステロイド剤の内服が必要となります。
なお、症状が治まってきたらもう少し軽い薬での治療に切り替えます。

維持療法

花粉症の治療は、症状が消失しても花粉の飛散が終わるまで使用している薬剤での治療を
続けることが重要になります。これが維持療法です。

シーズンに関係ない治療法

減感作療法(免疫療法)

感作とは体の中に抗体ができるという意味で、減感作とは抗体が減ることをいいますが、
この治療をして症状がよくなっても、それに応じて抗体が減りません。
体の免疫状態に変化が起こるため、最近では免疫療法という言葉が多く使われます。
花粉症シーズンの薬による治療は、薬の服用を中止すると1〜2週間で
薬の効果は切れてしまいます。
しかし、免疫療法は中止後の効果が5〜10年、またはそれ以上続くのが特徴で、現在では
治癒を期待できる唯一の治療法です。
抗原エキスを微量ずつ、間隔をあけて注射して、これを約2〜3年続けると効果が現れてきます。
治療が長期間にわたること、効果がすぐに現れないことが欠点ですが、免疫療法終了5年後では、
治療を受けた約70%の方の症状が軽くなり薬がほとんどいらない状態になっています。

手術

鼻づまりの症状が薬では良くならない時は、手術をすることがあります。繰り返す
発作のため鼻の粘膜がケロイドのようになってしまった人(肥厚性鼻炎)や、先天的に
鼻の骨が曲がっていて鼻づまりを起こしている人(鼻中隔弯曲症)などが対象となります。
漢方療法(体質改善)
漢方薬は、花粉症に対しては局所症状だけでなく、
全身の体質改善も期待できるということで使われることがあります。
具体的には、小青竜湯(ショウセイリュウトウ)、葛根湯加辛夷川(カッコントウカセンキュウシンイ)
などたくさんあります。
しかし、他の病気の場合と同様に花粉症の場合も、
患者さん本人の体質に合った漢方薬を処方してもらう必要があります。

代替医療

最近は、上記の方法と並行して代替医療を行う人も増えています。
代替医療とは、自然の物質を用いた副作用の少ない治療法です。
その作用は、個人差はありますが、人間本来が持つ自然治癒力、免疫力を高めるとともに、
体内の状態を正常なものへと導いてくれます。

◆花粉症とフコイダン

フコイダンとは?

フコイダンとは、海藻類のヌルヌルの中に含まれている成分で、がん細胞を直接アポトーシス(がん細胞に自ら自滅することを思い出させる)作用があります。

代替療法で言われている作用は、先にも述べたように、自然治癒力、免疫力を高めることでがん細胞を攻撃するというもので、効果が現れるには時間が掛かりすぎます。

しかし、フコイダンはがん細胞に直接アクションを起こすため、効果が現れるのも早く、しかも正常細胞も活性化してくれる働きがあり、フコイダンの作用には世界中の研究者の注目を浴びています。

花粉症とフコイダン

治療法のページでも少しお話しましたが、代替医療は自然の物質を用いた副作用の少ない治療法です。
その作用は、人間本来が持つ自然治癒力、免疫力を高めるとともに、体内を正常な状態へと導いてくれます。
その中でも注目されているのがフコイダンです。

がんに効くことで有名になったフコイダンですが、様々なアレルギーに対する効果も報告されています。
フコイダンを引用することによって、自然治癒力・免疫力が正常に機能し始め、体内の花粉に対する異常な反応が改善されて健康体になったと考えられます。

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